レヴィナス・クラデュアル 性別:男 年齢:12 種族:人間 身長:148cm 職業:魔術師・冒険者 一人称:俺 二人称:アンタ 【容姿】 ・金色の短髪。髪の毛の質は直毛だが、自分で鬱陶しくない程度に適当にハサミを入れているだけなのでかなりボサボサ。少しツンツンとはねた感じ。 ・瞳の色は灰。本の読みすぎの所為か余り視力が良くない。その為か目を細めていることも多く、初対面の人には憮然とした印象を与えることも。 ・顔立ちは中性的。綺麗な格好と綺麗な作法をすれば、女の子に見えなくもない。 ・上は白のワイシャツ、下は紺色の半ズボン。どちらも土や泥の汚れが目立つ。 ・ワイシャツはボタンを留めていない。どうやらワイルドな格好に見せたいらしい。 ・その上には膝丈辺りまである灰色のコートを羽織っている。このコートは特製のマナ・コートで、金色の刺繍が裾や首筋、袖の辺りを中心に豪勢に施されている。 ・マナ・コートは普段は普通のコートだが、物理的な衝撃に対して自動的に硬化し防御性能を発揮する。その硬度は装備者の魔力によって決定され、レヴィナスの魔力であるならば安めの金属鎧と同等の性能を発揮。またその性質上、頭や手足を守ることはできない。 ・このコートはクラデュアル家の特別製であり、更に熱や冷気に対する若干の耐性も持ち合わせる。 ・大きなゴーグルを首から下げている。これは彼がジャンクパーツから組み立てたオリジナル。魔力の流れを把握し、結界・魔法領域・マジックアイテムの探知に効果を発揮。だが彼はあまり手先が器用で無い為か、このゴーグルはしょっちゅう壊れたり誤作動を起こしたりする。 ・両手には薄手の手袋を嵌めている。手袋の甲には大粒の水晶があつらえられており、スタッフ等の代わりにこれを魔法の発動体として利用する。 ・足には革製のロングブーツを着用。このブーツは折りたたみが可能で、気温の寒暖に応じて丈を変更する。 【性格・特徴】 ・好奇心旺盛で行動的。自らの糧となる出来事や風物であるならばどのような事にも首を突っ込んで調べたがろうとする。しかしその一方で自らの興味を引かれない物に対しては非常に消極的。特に身の回りの整理な身だしなみなどは、必要最低限以外は決して手を付けない。 ・幼い頃からの教育により、本から得た活字知識は非常に豊富。何かがあるとそれを頭の中の文献から調べて説明するが、それは単に知識のひけらかしとなっている。 ・また、その知識は単に「伝聞で得た知識」に過ぎず、実際にそれがどういうものなのか、それを余り理解できていない。 ・哲学や知識人の歪んだ思想本の影響か、性悪論に意識が偏りがち。 ・人付き合いをほとんどしてこなかったので、それを苦手としている。ある程度のコミュニケーションは取れるが、心の奥深くまでを通わせるような深い付き合いに対しては中々奥手。 ・豊富な知識を持ち合わせる反面、肉体面では非常に軟弱。同い年の女子に腕相撲で勝てない程度の腕力。 【戦闘能力】 ・代々伝わる独自の魔術形態を元に、自ら使いやすいようにアレンジした固有の魔術を使う。 ・属性魔法に関しては一通りの物を行使できるが、その中でも戦闘で利用できる程の威力を持ち合わせるのは地と雷の魔法。他は、料理に使う火を起こしたり明かりを付けたりと日常生活で用いる程度。 ・彼が最も得意とするのは幻覚・催眠・魅了などの脳に直接干渉する魔術。自らの脳の伝達物質や感覚などもほぼ意識せず瞬間的に操作できる為、そういった精神魔術に対しては完璧に近いレベルで抵抗できる。また、痛覚を遮断することで通常では動けない様な傷でも戦闘を続行することが可能。 ・反面、治癒系統の魔術は全くと言っていいほどに不得手。絆創膏程度の効力。 ・肉体的に普通の冒険者よりかなり劣る。上記の理由により通常の探索や戦闘には支障をきたさないが、長時間行動し続けることはできない。 |
リド 性別:男 年齢:6 種族:魔物と人間のハーフ 身長:105cm 職業:冒険者 一人称:おれ 二人称:おまえ 【容姿】 ・膝の辺りににまで伸びる、ロングの白髪。全く手入れをしていないのでボサボサの伸ばしっぱなし。 ・頭には狼の耳が、尻からは尻尾が生えている。どちらも髪の毛と同じ色。爪や牙は狼と完全に同等という物ではないが、通常の人間よりはずっと鋭利。 ・肌の色は褐色。 ・ぱっちりと開いた瞳は橙色。彼の瞳は暗視ができ、闇の中でも瞳は輝いている。 ・黒いタンクトップと白い厚手のズボン。ズボン丈は膝にかかる程度。レヴィナスと同様、服には土汚れがある。 ・その上から、引きずってしまうほど長い黄土色の外套を羽織っている。 ・手や足には何も装備していない。彼は靴があまり好きではないようだ。 ・レヴィナスと異なり、マジックアイテムの類は一切見に付けていない。そもそも複雑な道具を扱うことができない。 【性格・特徴】 ・まだとても幼い為か、口調や考え方も幼稚で未熟。難しいことは考えられない。言葉が上手で無いことを自覚しているのか、ボディーランゲージを交えて会話したり感情を表す。 ・しかしその年齢の為に物事に対する先入観が存在せず、何事に対しても善悪の観念に構う事無く対応する。 ・気まぐれでやんちゃで大雑把。子供らしい子供。集中力に欠け、ずっとじっとはしていられない。 ・しかし自らに対する「よくないもの」への敏感さは相当の物。非常に直感にすぐれる。 ・人見知りが激しく、初対面の人間に対しては必ず不信感を抱く。それは大人に対して特に顕著。しかし根が単純である為、優しくされれば簡単に懐く。 ・レヴィナスを非常に慕っており、基本的にはレヴィナスの言う通りに行動する。が、彼の興味や好奇心によっては、その態度はあっさり崩されてしまう。 【戦闘能力】 ・『地獄の猟犬』の忌み名を持つ怪物・ヘルハウンドと人間のハーフである彼は、自らの一部にヘルハウンドのそれと同様の性質を持たせることが可能。足を強化すれば人間では有り得ない速度で走り、爪を刃物の様に鋭く強化して攻撃手段とする。 ・僅かながら火を吹くこともできる。しかし「なんか、おなかがくるしい」と言ってあまり積極的にやろうとはしない。 ・「魔物と人間の子」という珍しさから、生まれてすぐに魔術師の下で研究対象となっていた。その成果として得た能力として、魔物を捕食することで短時間その魔物の能力を得ることができる。巨人を食べれば身体を巨大化させ、魚人を食べることで水中での呼吸が可能になり、飛竜を食べることで羽を生やし空を飛べる。ただしこれらは一時的なもの。 ・魔物と人の異なる性質を、バラバラに分解することなく内包しうるその解は、体の中に存在する魔力回路。彼は自らの生まれ持った魔法の才能を全て自らの命を繋ぐ為に浪している。 ・自らの中で完結する魔力の流れは非常に強固で、生身の肉体よりも外部からの魔力の影響を受けにくい。殆どの結界・魔術領域の影響を受けない他、その他の魔術全般に対してもある程度の耐性を持つ。 |
レク・シュエン 性別:男 年齢:13 種族:人間 身長:162cm 職業:武道家・冒険者 一人称:オレ 二人称:お前 【容姿】 ・茶かかった黒髪はショートカット。髪をいじるのが好きで毎朝ファッションを変えているのだが、余りにもささやか過ぎて誰にも気づかれない。 ・瞳の色はワインレッド。少年らしくキリっとした眉が特徴。 ・上半身は何も着ていない。上裸。見せ付ける肉体は鍛えられた力の証。 ・決して筋骨隆々という訳では無いが、しなやかな筋肉は動き回るのに適した形。 ・肩に巻くのは長い赤マフラー。風にたなびくマフラーはかっこよさの証。 ・黒地に赤いラインの入ったハーフパンツと、同じ色使いのスニーカーを着用。 【性格・特徴】 ・目立ちたがりで格好付けたがりで調子乗り。 ・徒手空拳と気功の技術を身に付けており、その力を生かした人助けがライフワーク。 ・過去に家族に捨てられた経験がある為、困っている誰かを放って置くことができない。 ・体は鍛えられているが、その反動か頭の方の出来は余り良くない。リドと同じレベルで喧嘩することも多い。 ・何故かレヴィナスに惚れてしまった、らしい。毎度毎度求愛しては軽くあしらわれている。 【戦闘能力】 ・自らの精神を統一し呼吸を平静に保つ為の合言葉・スイッチとして『周天』の言葉を使う。これは彼の師匠が使っていた言葉をそのまま流用しただけで、本人はその意味を正しくは理解していない。 ・徒手空拳の技術により、素手一本で兵士や魔物とも対等に渡り合えるだけの戦闘技術や反射神経を備えている。 ・硬気功により、硬い鎧や岩、殻に鱗なども拳で破壊できる。気を瞬間的に放出することによる高速移動も可能。 ・内功により、傷付いた体も通常より早く癒すことができる。ただし、呼吸と意識を集中させなければいけないので、大きく動き回る戦闘中には使用できない。 ・外功により、自分だけで無く他人の傷や疲れも治療できる。が、内功と同様の理由により戦闘中の使用は不可能。外功は内功よりも扱いが難しいこともあり、効果がそこまで高いものでも無い。 |
ダイチ 性別:男 年齢:29 種族:人間 身長:179cm 職業:冒険者の店『銀歌の三ツ星亭』店主 一人称:私 二人称:あなた 【容姿】 ・シャギーカットの深い茶髪と、青い色の瞳。 ・端正な顔立ちと柔らかな表情を持つ。要するに、イケメン。 ・こげ茶色のズボンと白いワイシャツを着用し、その上からエプロンを付けている。 ・エプロンは彼の自作の物で、様々な色や種類のものをその日の気分で選んでいる。 ・足に履くのは革靴。 【性格・特徴】 ・温和で友好的、誰に対しても穏やかに暖かく応対する。その顔の作りも相まって、町の女性からの人気はとても高い。 ・料理、裁縫、掃除といった家事全般を得意とする。特に料理に関しては、彼が元々料理人を目指していたこともあって非常にレベルが高い。 ・10年ほど前、大きな事故で彼は妻と子供、そして両親を失ってしまった。その為、彼は私生活ではあまり多く人と関わろうとはしない。 ・誰にでも分け隔て無く接するその態度は、誰にでも等しく壁を作っていることと同義である。 【銀歌の三ツ星亭について】 ・元は彼の両親が経営していた冒険者の店。両親が共に亡くなったことを受けて、彼がその後を継いだ。その際に彼は店舗を自分の趣味に合うように改築。結果、冒険者の店というよりはレストランやカフェとして利用する客が多くを占める様になった。 ・だが、その行為は逆に常駐する冒険者達の質を奮いに掛けることになった。結果、単に乱暴なだけの非実力者は店を去り、『銀歌の三ツ星亭』は高度な依頼でも確かにこなしてくれる、ベイラスの町でも指折りの店となっている。 |
レイナ・ファニカ 性別:女 年齢:11 種族:人間 身長:138cm 職業:雑貨屋『ファニカ雑貨店』店員 一人称:私 二人称:あなた 【容姿】 ・肩甲骨の辺りまで伸びる、長い萌黄色の髪の毛が自慢。毎日手入れを欠かさない。 ・深い緑色の瞳。 ・白いブラウスと茶色でチェックのロングスカートを着用し、肩には色褪せた赤いストールをかけている。安物であったり洗い疲れが見えたりと、全体的に上品な感じはしない。典型的な田舎娘。 ・丈の短いブーツを履いている。 【性格・特徴】 ・働き者でしっかり者。朝から晩まで家の手伝いに奔走している。仕事内容は、主に接客と配達。 ・明るくはきはきと喋るので、周囲の大人達からの印象はとてもいい。 ・しっかりした生活態度とは裏腹に、実は乙女チックかつ夢見がち。仕事の合間を縫って花畑に出かけることと、お小遣いで英雄達の冒険譚を買って読むことが最近のお気に入り。 ・ぬいぐるみも好き。英雄伝も好き。それが男子向け・女子向けと呼ばれるかの如何に関わらず、夢を見させてくれる物を趣味として好む。 ・実家は雑貨屋。そこで働くことは嫌では無いし、むしろこのまま働き続けることを望んでいるのだが、ただそれだけではつまらないとも思っている。 ・自らと同じ子供でありながら、自分では本で読むことでしか得られない様な経験をしている冒険者のレヴィナス達に対して憧れの感情を抱いている。 |
カグラ 性別:不明 年齢:不明 種族:不明 身長:160cm 職業:行商人 一人称:うち 二人称:アンタ 【容姿】 ・シャギーカットにした黒い短髪と、同様に黒い瞳を持つ。 ・燃えるように赤い着物を着けている。ただし、膝の部分から下の部分の布をバッサリ切り落とし、背中には勝手に龍の刺繍を施した。他にも、細かい所に目立たないくらいのアレンジを加えている。 ・頭にはかんざし風の飾り物を付けている。なんか怪しげなアイテムらしいが、現在その詳細は不明。 ・顔立ちや声から、その性別や年齢を計ることは殆どできない。とにかく、カグラに対する一切合切は謎に包まれている。 ・肩からは大きなカバンを提げており、その中に様々なアイテムを入れている。その中からどう見てもカバン以上の体積の物を取り出すこともあり、このカバン自体も魔法のアイテムであると思われる。 ・足に履くのは下駄と足袋。 【性格・特徴】 ・レヴィナス曰く「商売人。ボッタクリ屋。適当屋。うさんくさい屋。気を許すんじゃねーぞ、骨の髄までしゃぶられる」 ・実際の所、その多くは当たっている。通常の店では扱えない様な高価だったり稀少だったり危険物だったりを、法外な値段で多数取り揃えている。 ・商品の怪しげなラインナップからか、自分の店を持たずお客さんになりそうな人の前にちょくちょく顔を出す、という商売方法を取っている。現在はベイラスの町に住んでいるが、場合によっては周辺の町々も訪れている。 ・常に飄々と振る舞い、周囲の人間に決して弱みを掴ませない。人間観察も得意なので、常に交渉において優位に立つ。 ・が、何故かリドに対してだけは非常に甘い。あめちゃんを常に懐に入れて、良くリドを餌付けしている。 【戦闘能力】 ・自ら積極的に戦おうとはしないが、自分の利益になりそうな時には急に積極的になって戦地に躍り出る。 ・自身の戦闘能力は不明だが、反則的なマジックアイテムを多数所持している為、下手な魔物や人間では到底敵わない。本人曰く、万にも上る数の化け物やら精霊やらをも扱えるとか。ここまで来ると、流石に眉唾である。 ・最も、その戦力の全てが希少価値な物なので、当然金を喰う。そういう意味でもやっぱり戦いは好まない。 |